移住先の候補は、お決まりですか?
「新しい場所で新しい人生を始めたい」――そんな夢を抱く20代〜40代の夫婦は多いのではないでしょうか?都会の喧騒から離れて、自然に囲まれたゆったりとした生活や子育て環境を求める方、パートナーとの仕事のバランスを考えながら転職したい方にとって、地方都市への移住はとても魅力的な選択肢に思えますよね。
今回は、認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区、理事長 高橋公)による地方移住に関するアンケートより、2024年(1月〜12月)の調査結果から移住ランキングを確認していきましょう。この記事が、あなたの移住先選びの参考になれば幸いです。
移住先ランキング上位は、群馬県!
「翔んで埼玉」という作品を見たことはありますか?
私は、あの作品を読んだとき、衝撃を受けました。
そう。あの作品の中では、群馬県は未開の地として描かれており、なんと、関所まであるのですよ…
それから、「お前はまだグンマを知らない」という作品を見たことはありますか?
こちらでは、やはり、群馬県は野蛮な未開の地として描かれており、名物焼きまんじゅうを食べたら、もう…
そう。それから、「秘密のケンミンSHOW」という番組でタレントの井森美幸さん、中山秀征さん、そしてJOYさんを見たことはありますか?最近では、タイムマシーン3号の関さんもご活躍ですね。
あの番組での群馬県といえば、もう…
と、群馬県と言えば、自虐的なネタで知名度の低さを売りにしているような県、というイメージでした。
そういえば、県知事の発言で炎上したこともありましたね…
そんな、群馬県!群馬県が、移住先ランキング1位になりました!!!
そして、年代別の移住希望地ランキングがこちら↓↓

国内唯一!全国の移住相談ができる窓口|ふるさと回帰支援センター・東京
すごい快進撃ですね。20代、30代、40代、50代ともに群馬県が1位です。
ちなみに、群馬県が1位になったのは初だそうです。ふるさと回帰支援センターによると、「群馬県は2023年に移住希望地ランキングで2位となり、メディアで報道されたこともあり、20~30代の相談が増加」したようです。また、「アクティブな50代がセカンドライフを求めたり、首都圏へのアクセスの良さや自然環境からテレワーク移住の相談も」増加した様子。相談を寄せた方々は、「仕事に追われるより、家族や自分の時間を大事にしたい」「災害の少ない地域に住みたい」といった意見が多かったとのことでした。(一部HPより引用)

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群馬県の魅力!アクセスの良さとほどよい田舎感!
伊香保温泉や草津温泉など全国的に有名な温泉どころがあり、ドライブ地・観光地としても人気ですね。自由すぎる嫁は、温泉好きなので、群馬県内の温泉どころへはよく行きます。
群馬県に移住するメリットとデメリットを以下に簡潔にまとめてみました。
メリット
- 自然環境の豊かさ
- 群馬県は山や温泉地(草津、伊香保、四万など)に囲まれ、自然を満喫できる。ハイキングやスキー、アウトドア活動に最適です。
- 首都圏と比べて、森林が多く、空気がきれいで、静かな環境での生活ができるのは魅力大!
- 生活コストの低さ
- 都市部(東京など)に比べ、住宅価格や家賃が安価。広い家や土地を手に入れやすいのが特徴です。
- 道の駅にへ移設する直売所などで農家さんの新鮮な野菜が比較的低コストで手に入ります。そして、外食すると、だいたいデカ盛りです。全体的な生活費は抑えられます。
- 交通アクセスの良さ
- 東京まで新幹線で約50分~1時間と近く、都心への通勤も可能(高崎、前橋など)です
- 北関東の中心に位置し、車での移動も便利ですね
- 温泉が多い
- 温泉地が多いです。特に、日帰りできる入浴施設が多くあり、地域住民の方も「家で風呂沸かすの面倒だから」といった理由で利用している人もおり、日常的にリラックスや健康維持に役立ちそうですね。そういえば、テルマエロマエのロケ地も群馬県でしたね!
- 移住支援制度が利用可能
- 群馬県の各市町村では移住支援金(最大100万円)や空き家バンク、就職支援などの制度が充実しています。
デメリット
- 冬の寒さと雪
- 北部(みなかみ町など)は豪雪地帯で、冬の寒さが厳しいです。スキー場などで有名なので、ウィンタースポーツをされる方にはもってこいですが、普段の雪かきが少々やっかいだったり、防寒対策が必要ですね。
- 車依存の生活
- 公共交通機関が都市部以外では不便な地域が多く、車がないと生活が難しい場合がありますが、これは地方移住ならどこでも当てはまる問題かな、と思います。ガソリン代や車の維持費が家計に影響しますね。
- 仕事の選択肢の少なさ
- 都市部に比べ、専門職や高収入の仕事が少ない印象があります。群馬県は工場が多いですが、ITやクリエイティブ系の職種などは限定的です。地元企業への就職で移住支援金が活用できるのはメリットですが、キャリアの継続を考えたときにはリモートワークができる企業等への転職も検討する必要があるかと思います。
- 娯楽や文化施設の少なさ
- これも地方移住あるあるですね。夜はコンビニやファミレスも閉店が早く、映画館や大型商業施設、イベント会場などが少ないので、都市部のようなエンターテインメントを求めるとミスマッチになってしまいます。また若者向けの活動や出会いの場が限られますね。
- 医療機関のアクセス
- 高度な医療機関は高崎や前橋に集中しており、郊外や山間部では緊急時のアクセスが課題です。ドクターヘリが活躍しているのをリアルに見ました。
群馬県は自然豊かで生活コストが低く、ゆったりとした生活を求める人に適していますが、冬の寒さや車依存、仕事・娯楽の少なさが課題です。移住前に希望するライフスタイル(通勤、子育て、趣味など)を考慮し、事前に現地訪問や支援制度の確認をお勧めします。
仕事選びはどうする?移住と転職の関係性
地方への移住を決めるうえで、「仕事はどうするの?」という不安はつきものですよね。やはり、東京近郊は人も企業も集中しているので、職種も業務も幅広く選べますが、地方というとそもそも仕事がない…という状態なので、仕事選び屋転職については、十分考慮しておいた方がいいです。
ただ、地方の転職事情も変化してきています。
- 求人増加の背景:地方の企業が都市部からの人材獲得を視野に入れ、リモートワークやフレキシブルな働き方を取り入れているケースが増加。
- おすすめ業界:医療・福祉、IT・テクノロジー系、観光業、小売や飲食の地域密着型企業など、幅広い業種でチャンスあり。
- 転職支援:地方自治体や転職エージェントによるサポートも充実してきており、未経験分野への挑戦も安心
これらの変化は、転職×移住どちらもかなえてくれる追い風になるでしょう。

20代・30代・40代に最適な移住先の選び方
年齢やライフステージによって、移住先に求めるポイントは少しずつ違います。
20代夫婦の場合
- ポイント:仕事の幅を広げやすい場所、若い世代のコミュニティが活発な所。
- おすすめ:活気ある地方都市やベンチャーが増えている地域。
個人的には、水上や草津といったネイチャービジネスが盛んな地域や観光業でインバウンド需要の高い地域に住んで働くのも、若いうちにしかできない経験だと思います。20代は経験を買う年代とも言えるので,将来の自分に投資するのも良いのではないでしょうか。
30代夫婦の場合(子育て期が多い)
- ポイント:子育て支援が充実し、教育環境が整った街。
- おすすめ:子育て支援策の充実した地方都市、自然環境が豊かなエリア。
群馬県内の市町村は、子育て支援に力を入れている所が多い印象があります。公園も多いです。教育環境については、都市部と山間部でだいぶ変わってくるので、事前のリサーチが必要ですね。
40代夫婦の場合
- ポイント:落ち着いた生活ができ、医療や生活利便性が高い地域。
- おすすめ:医療体制の整った地方都市やアクセスの良い郊外。
不調の出やすい40代は、心身の健康に考慮して過ごしたいですよね。定期健診や医療アクセスの良さで選ぶのも一つの選択かと思います。

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群馬県への移住してみませんか?
2024年版の移住先ランキング1位の群馬県は、子育てや生活のしやすい環境と幅広い転職チャンスを兼ね備えています。都会の忙しい日常から抜け出し、夫婦で、家族で、一人でゆったりとした新生活を始めるには絶好の地です。
移住を成功させるポイントは、情報収集と自治体の支援制度を活用すること。自分たちのライフスタイルや将来に合わせて、理想の地を探してみましょう。
地方都市の可能性は、まだまだつきません。都会の生活に疲れたら、視察がてら旅行に来てみてはいかがでしょうか。
そして、心地よい暮らしとキャリアを両立できる場所への移住を検討してみてくださいね。素敵な未来になりますように!
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